日本語の入力方法 (canna の使い方)

kinput2 + canna を使った日本語入力の方法です。


基本的な操作方法

通常モード / 変換モードの切替え
変換(かな入力)モードに入る [Shift] + [Space]
変換(かな入力)モードをぬける [Shift] + [Space]
 
以下変換(かな入力)モードで
漢字変換 [Space]
字種変換 [↓] ( あるいは [Ctrl] + [n] )
(ひらがな、カタカナ、半角カタカナ、全角英字、半角英字の切替え)
字種変換 (逆の順序) [↑] (あるいは [Ctrl] + [p])
 
以下漢字変換モードで
次の候補を出す (漢字変換モードで) [↓] ( あるいは [Ctrl] + [n] )
前の候補を出す (漢字変換モードで) [↑] ( あるいは [Ctrl] + [p] )
候補の一覧を表示 (漢字変換モードで) [space]
候補の一覧窓を消す [Ctrl] + [g] ( あるいは [Backspace] )
(候補一覧の窓の右上の [×] を押して閉じないでください)
変換候補の確定 [Enter]
次の文節へ移動 [→] ( あるいは [Ctrl] + [f] )
前の文節へ移動 [←] ( あるいは [Ctrl] + [b] )
文節を伸ばす [Shift] + [→] ( あるいは [Ctrl] + [o] )
文節を縮める [Shift] + [←] ( あるいは [Ctrl] + [i] )
変換前の状態に戻す [Ctrl] + [g]


拡張モードの使い方

変換モードで [F10] を押すと拡張モードの窓が現れます (yakushi の設定)。 ここで、記号入力、部首入力、辞書登録などができます。 選択を取り消したり、窓を消したい場合には [Ctrl] + [g] を入力してください。 窓の右上の [×] を押すとハングアップしてしまうので押さないように 注意してください。

記号を入力する場合、拡張モードで入力しなくても、大抵は通常の 変換で足りることが多いと思います。 例えば、

「さんかく」 → 「▲ ▽ …」、
「や」 → 「→ ← ↑ ↓」、
「ゆうびん」 → 「〒」
「あるふぁ」 → 「α」
「せきぶん」 → 「∫」

などのように適当な読み方を入力すれば当たる確率は高いです。 また、「きごう」と入力して変換すれば記号の一覧が表示されますので、 そこで選択することもできます。



カスタマイズの方法

canna のキー操作や辞書に関する設定などは個人で カスタマイズすることができます。以下のように /etc/canna/default.canna.canna という名前でホームディレクトリにコピーして編集してください。

      cp /etc/canna/default.canna ~/.canna
    
より詳しく知りたい人は 「canna」「カスタマイズ」などのキーワードで インターネット検索してください。
Seiji Matsumoto
Last modified: Tue May 4 16:59:05 JST 2004